Python

表示・変数

数字や文字を表示することができます。さらに、変数を使うと、キーボードから入力した数字や文字を表示したり、計算結果を表示することができます。

直接表示

print関数を使用して数字や文字を表示させます。
print('1')
print('2')
print('3')
print('東京')
print('神奈川')
print('千葉')
1
2
3
東京
神奈川
千葉

変数

変数は数や文字を格納する入れ物です。変数には名前を付けます。ここでは「a」「b」という名前の変数を用意しています。 なお、文字を変数に入れるときは「'」で文字を囲みます。 変数を使用して数や文字を表示します。
a=100
b='東京'
print(a)
print(b)
100
東京

変数とキーボード入力

変数を使用してキーボードから数や文字を入力して表示します。 キーボードからの入力はinput関数を使用します。
a=input("数または文字を入力して下さい:")
print(a)
数または文字を入力して下さい:100
100
数または文字を入力して下さい:東京
東京

改行

print関数は文字列の表示後に改行を行います。オプション引数の「end=''」を使用すると改行されません。 これは、文字列の末尾に任意の別の文字を埋め込むためのものです。 また、単に改行を行う場合は「print('')」を使います。
print('1')
print('2')
print('3',end='')
print('4')
print('5')
print('')
print('6')
print('7')
1
2
34
5

6
7

数値演算

変数を使用して数値演算を行います。
a=1
b=2

c=a+b
d=a-b
e=a*b
f=a/b

print('a-b=',c)
print('a+b=',d)
print('a*b=',e)
print('a/b=',f)
a-b= 3
a+b= -1
a*b= 2
a/b= 0.5

キーボード入力の数値演算

キーボードから入力した数どうしを足し算します。 キーボードからの入力は文字列(文字)として扱われるため、int関数で入力した文字列を整数に変換してから演算します。
a=int(input("1つめの数を入力して下さい:"))
b=int(input("2つめの数を入力して下さい:"))
c=a+b
print(a,'+',b,'=',c)
1つめの数を入力して下さい:10
2つめの数を入力して下さい:20
10 + 20 = 30

表示桁指定

%を使用して表示する桁を指定することができます。
a=123.456
print('%3.0f' %a)
print('%3.1f' %a)
print('%3.2f' %a)
print('%3.3f' %a)
123
123.5
123.46
123.456